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義理の母はドミニカン料理のレストランで調理師をしていました。義母の使うお米はタイ米のような長いお米ですが、それが義母の手にかかると、ふっくらおいしく毎回「うっ。うまい!」と食べ過ぎてしまいます。
義母は普通の少し厚手の鍋に米の量相応の水を入れ(義母は毎回勘でします)そこに小さじ1.5杯くらいの植物油をいれて適量の塩(これも勘です)を入れ沸騰させます。沸騰したら、その中に洗ったお米を入れて強火でグツグツ炊きます。米が8割りがた水分を吸い「いい感じ」(これもまた勘)になったら蓋をして弱火で20分くらい更に火にかけしっかり蒸らします。水の量が多かったかな?と思ったら義母はこの時ちょっと水を取り除いたりしてます。
義母はお米を計るのは目盛りもない普通のコップだし、水、塩、油の加減も全部40年間の経験で得た勘からしている様なので、実際に分量が分からないのが申しわけないのですが、タイ米のようなお米でも、ほんのり塩味で油でコーティングされふっくら蒸し炊きされたら、びっくりするくらいおいしい白ご飯になります。
ちなみに鍋に残る「おこげ」がこれまた美味で、カリカリでうっすら塩味です。ドミニカではおこげを「コンコン」と呼び、家族の誰もがコンコンの大ファンです。
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