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料理&レシピ集・待避所
レシピ披露します&こんなレシピ教えて!
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井戸端会議より
- 10/10/19(火) 4:00 -
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教えてくださいさん:
アメリカ人の夫はグルタミン酸ナトリウムは体に悪いと言って
うまみ調味料を使うのを嫌がります。
でも、私はうまみ成分の入ったダシとか、自分でとるのは面倒なので
使ってしまいます。
wikiで調べると、問題はないような感じにもとれるのですが、何が体に悪い
のでしょうか?教えてください。
(夫は何が悪いのかという具体的なことは知らず、体に悪いからとってはダメだ
と言っているだけのようです)。よろしくお願いします。
http://ja.wikipedia.org/wiki/グルタミン酸ナトリウム
(引用)
グルタミン酸ナトリウムの毒性というと、1968年に中華料理を食べた人が
頭痛、歯痛、顔面の紅潮、体の痺れなどの症状を訴えた中華料理店症候群
(Chinese Restaurant Syndrome) の話が有名である。
続く1969年には、マウスおよびラットによる実験で幼体への視床下部などへの
悪影響が指摘され、JECFA(国際連合食糧農業機関 (FAO) と世界保健機関
(WHO) の合同食品添加物専門家会議)は1974年に一日許容摂取量 (ADI) を
120 mg/kg 以下と定めた。
こうして健康への被害が心配されたが、その後JECFAなどで繰り返し
追試を行った結果、通常の経口摂取ではヒトに対する毒性はなく
中華料理店症候群を引き起こす証拠も見当たらないという結論に達した。
米国食品薬品局 (FDA)、ヨーロッパ食品情報会議 (EUFIC)、
欧州連合食品科学委員会 (SCF) なども同様の評価を下している。
現在JECFAはグルタミン酸ナトリウムの一日許容摂取量を「なし」と
している(1987年第31回会議)。
FDAもグルタミン酸ナトリウムをGRAS (Generally Recognized As Safe)
として、食酢や食塩と同等の安全性であることを認めている。
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添加物さん:
敏感な人はごく少量でも頭痛、吐き気などの反応を起こします。
所詮、食品添加物ですから、摂らないに越したことはありません。
使われていることに舌が慣れると、ないと物足りないかもしれませんが
逆に使わないことに慣れると、入っていると人工的な味が気になります。
私は極力、使いません。
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Latt och Lagomさん:
自然由来のグルタミン酸ナトリウムも存在するので、ずべて悪とは
言い切れないと思います。
オーガニックのだしの材料欄をご覧になってください。
たいてい天然成分であると説明書きがあります。
自然由来のグルタミン酸ナトリウムを多く含む食品(昆布、しいたけなど)は
伝統的な西洋料理ではあまり使われないため、多くのアメリカ人にとって
グルタミン酸ナトリウム=化学調味料であることが多いです。
とぴぬしさんが引用されたWikiにもあるように、昔は安いテイクアウトの
中華料理に大量に化学調味料が使われており、それで体調を崩したと
訴える人もいました。
ご主人が毛嫌いするのはこのためだと思います。
現在化学調味料が一番使われているのは加工食品です。
私は子供の頃からあの味(というか、味がなんでもぼやけてしまうところ)が
苦手で、今もめったに使いません。
自炊がほとんどで市販の加工食品もあまり食べることがないため、たまに
スナックなどを食べると化学調味料を強く感じます。
ちなみに私自身はたまに少量取ることに関しては心配していません。
人工的に作られたグルタミン酸ナトリウムの害については
この記事が参考になるかと思います。
http://blog.sizen-kankyo.net/blog/2009/10/000604.html
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梅干さん:
うちはNO MSGと書かれているだしを使っています。
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アメリカ在住さん:
天然由来のグルタミン酸ナトリウム(シイタケとか昆布にたくさん含まれている)と
人工のグルタミン酸ナトリウムでは、基本的には毒性は同じです。
つまりさほど毒性は無いって事です。
塩だって砂糖だって、大量に取りすぎたら毒になります。
昔、グルタミン酸ナトリウム(味の素)が毒性があると言われたのは
当時は異性体を完全に分離できなかったからです。
微量のD体(天然のものはL体)が含まれていたからと聞いています。
現在は製造法が改良され、100%L体になっているはずです。
アメリカ人がアレルギー症状を起こすのは私は個人的には体が
慣れていないからじゃないかなと思います。根拠は無いですが。
日本人は子供の時から出汁の味で慣れていますから。なので頭から
MSGによるアレルギーは否定しませんが、それはあくまでアレルギーで
個人差によるものだと思います。
海老だってアレルギーで食べれない人は食べれませんからねぇ。
でもだからといってアレルギーの無い人まで海老を食べることを恐れる必要は
ないと・・・それと同じだと思います。
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お玉で投入さん:
「料理とレシピ集」にも投稿した者です。
アメリカの出先で、お安い中華料理店で食べた後
高速道路での運転中に、気分が悪くなり
運転中止しました。
アメリカ人でなくても、発熱、悪寒、寒気、冷や汗で
運転を中止し、すぐ数時間(?)寝なければなりませんでした。
アメリカ人だけがアレルギーになるとは限りませんよ。
多量の使用が問題だと思います。
味の素の発売当時のお勧め使用量は、一家四人の料理に
耳掻き1杯でした。
しかしPBS−TVの番組では、中華料理店で
料理人が厨房で、注文の品にお玉1杯(約100〜200CC)入れている
映像が映っていました。
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ありがとうございました! 教えてくださいさん
添加物さん、Latt och Lagomさん、梅干さん、アメリカ在住さん、
レス、ありがとうございます。
Latt och Lagomさんのリンク先、とてもわかりやすく勉強になりました。
本当にありがとうございました。
とり過ぎないように注意をしながら(アメリカ人の夫のために)
面倒でもできるだけ天然で自分でダシをとるようにしたいと思います。
ありがとうございました。
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