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私も在宅です。翻訳の仕事をやってます。
この仕事を本格的に始める直前、ある事務の仕事にアプライしており、最終面接まで行っていたんですが、アカデミック業界での著名人などの訪問をアシストするような仕事だったため、なるべくスーツ、最低でもプロフェッショナルな服装で毎日出勤するようにと言われ、それまでカジュアルな服装ばかりでオッケーな仕事だった私は、全くワードローブがなく、新たにショッピングに行かなくてはいけない状態でした。毎日のスーツなどを買いそろえるとすごい出費・・・と焦りました。
おまけに9時―6時の典型的オフィススケジュールで、手作りの料理が大好きな私は、毎晩手作り夕飯ができないのでは・・という心配もありました。
結局、夫もあまり賛成でない・・というか不安要素が多いと言っていたのもあり、その仕事はお断りし、その代わり在宅でできる仕事ということで、以前働いていた会社で担当していた翻訳を在宅でやってみよう・・と思い立ち、とにかく必死で準備しまくりました。翻訳業界は経験が少ないと入り込みにくいと聞いていたので、アメリカとイギリス両方の有名翻訳関連機関の試験を受け、Certificateを獲得し(これが結構出費がかさんだ‥涙)、経験の少なさをカバーするのに使いました。笑
当時はかなり苦労しましたが(仕事が来るのか分からないのに翻訳メモリツールとかその他ソフトウェアなどにお金もかけたので、不安も多かった)、あれから5年、今は翻訳依頼すべてを受けることができないくらい、世界中の色んな会社から翻訳依頼をもらえるようになりました。勤務時間は毎日家で5時間(9時〜2時)だけですが、当時面接していたあの会社での給料の倍以上の年収になっています。
翻訳だけでなく、他の在宅仕事すべてに言える事だと思いますが、「在宅でできたらいーなー」という軽い気持ちではなく、「絶対に成功して見せる!」という意気込みがないと、在宅の仕事でそれなりの収入を得るのは難しいと思います。
私はあの頃やたらとエネルギーがたまりにたまっており、今では信じられないくらいとにかく自分の翻訳スキルを上げるための努力を惜しまず、とことんのめり込んで取り組んでました。ある翻訳分野の資格も、泊まりで遠い街まで行って試験を受けなくてはいけませんでしたが、夫の協力のもと乗り切ることができました。
なので、在宅のフリーランス仕事(なんの仕事であろうと)は、その業界に飛び込んだ初めの頃は、スキルアップのために旦那さんの協力も必須かな・・と思います。
自分のことだけ書きましたが、参考になれば幸いです。
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