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診断さん、お子さんと向かい合う覚悟ができてよかったですね。
多分気づかなかったんではなくて、認めたくなかったんだと思います。このことを、覚悟ついでに自分で認めちゃった方が楽になるかもしれません。
そいう人の方が多いくらいで、診断さんは決して一人ではありません。ご主人の影響もありそうですね。
早期に療養を始めた方のお話は、小さな時に早期介入された場合の成長過程のケースであり、12歳まで放置された後、その年齢で介入が始まる場合は、違う成長過程を辿ると思った方が良いです。
2次障害のこともご存知のようですが、それが始まっていると対処も複雑で難しくなります。
12歳という年齢がネックです。子供の自意識が邪魔をします。カウンセリングも、もし息子さんが拒否したら続けることは困難です。
このように思秋期に入ると対応が難しくなるから、皆早期介入をするのです。その皆が避けたい困難な状態に今あると思います。
診断さんをがっかりさせるために書いていません。逆です。違った方向で期待してまた迷ったりしないように、早期介入して成長したお子さんと12歳から始めるお子さんの成長を比較してしまわないようにと思います。全く別物だと思うくらいで向かい合った方が心の準備的には良いと思います。
自分のお子さんの環境、年齢、状態だけにフォーカスして、他のお子さんの成長や成果と比べないことです。でないと、せっかく覚悟を決めて努力しても「こうなるはずなのに、ならない」と考えてしまいます。
大学や結婚は今は考えない方がいいです。それは結果としてついてくると思いますが、それをゴールにしてしまうと「今」が見えなくなります。
まだ十分時間はあると思います。でも、間違った方向へ進んで、やり直すほどには時間はありません。復学も焦らない。頭が良いお子さんなのですから、1、2年ゆっくり歩んでも、後で取り戻せます。急がば回れです。
もしご主人が考えを異にしているのであれば、お子さんが良い方向に行くことへの本当の障害はご主人かもしれません。
そして一番大事なこと。診断さん自身を大切にケアしてください。診断さんがカウンセリングをつけていいと思います。診断さんがおかしいからではなく、お子さんをケアするためには、お母さんをサポートする人が必要だからです。そしてそれを支え、賛成するのはご主人であるべきです。
どうかご夫婦のお話しあいがうまくゆきますように。・
もし難しければ、お医者様にそのことを伝えてください。お医者様からご主人に直接話をしてもらうと良いと思います。
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