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夢を壊すわけではないのですが、最初から張り切ってアップグレードしないほうがいい場合もあります。アップグレードの費用は家の値段に上乗せになるので、最低限以外はしませんでした。建築上必要なものなら最初からやったほうが便利ですが、ほとんどのアップグレードは後からできるので、とにかく「家の値段＝ローン返済額」を最低限にするのがいいと思います。
私は基本的に自分たちで払えるものはアップグレードしませんでした。例えばFloor, Window, Fixtures, Appliances etc、一括払いやそれぞれのローンで支払えばすぐに完済するものを、わざわざ家の値段に足して15年や30年かけて払うのは無駄だと思います。特にそんなに長持ちしないものは、完済する前に買い替えになりますよね。もったいないです。しかも気持ちが高まっているバイヤーにつけ込んで（笑）ビルダーのアップグレードの値段は随分割高に感じました。
特にクッキーカッターであるなら、とりあえずスタンダードに近い状態から始めて、しばらく経ってから周りの家がどんな状態で売りに出すかなどを見ながら自分たちの希望に合わせてアップグレードしていくといいですよ。私が最初に新築で住んだ家はいわゆるクッキーカッターの新興住宅街でしたが、張り切ってアップグレードした人とスタンダードで建てた人の家の値段に大きな差があって、最初の５〜7年くらいはアップグレードしまくった人は売るのに苦労していました。15年住んで売りましたが、売る数年前からあちこちメンテやアップデートしたので、最終的には張り切ってアップグレードして建てた家よりもいい値段で売れました。その頃にはアップグレードした人もアップデートが必要になるのでまたお金がかかります。
トピ主さんはすぐに売る予定はないかもしれませんが、お住いのエリアのマーケットの傾向も調べたほうがいいです。アップグレードは長期的に考えて、建てる時はスタンダードにしておくことをお勧めします。プラス新築とはいえ、final walk-throughやインスペクションの時にしっかり落ち度がないように確認してください。チョイスがあるとつい色々アップグレードしたくなるし、想像しながら選ぶのは楽しいですよね。希望通りのマイホームになりますように。
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