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日本の実家に購入したSWANの文庫本(日本にいる時に大人買い)が
あったのをいつだったか思い出し、母にこちらに送って欲しい、と
頼んだら、重くて送料が相当しそうだから嫌だ、と無下にも断られて
しまいました。(涙)どうしてもどうしても読みたくて、いろいろ
ネットで調べていたら(今のバレエ上げさん状態でしょうか)、
愛蔵版が出ていることを知り、速攻でブッククラブに頼んで送っても
らうことにしました。
ブッククラブとは、日本のいろいろな出版会社がやっていると思うので
すが、毎月1度、日本から本を送ってくれるサービスです。もちろん
有料なのですが、毎月決まった本以外に、欲しい本を依頼するとそれを
追加して送ってくれます。元々は子供に日本の絵本を読ませたいと思って
お願いしていたサービスなのですが(先方が送る絵本を選んでくれる)、
それ以上に、今は私が欲しい本を頼むために継続しているような感じに
なっています。(笑)そのブッククラブから毎月1冊ずつ愛蔵版を送って
もらい1年かけて揃えました。もう、我が家の家宝(言い過ぎか)です!
愛蔵版の他の見所はまだあって、各巻で数ページ程、カラーになっている
部分があります。まあ、カラーでなくても十分有吉先生の絵は美しいので
すが、カラーで見ると「あっ、もしかしてTV放映されるとこういう感じ
になるのかも(絶対、そんなことないと思うけど)」と違った印象で
見ることができます。
あと、12巻の最後の有吉先生のあとがきによると、オリジナルの漫画
本から台詞を変更しているところが、幾つかあるようです。私はオリジ
ナルの漫画は持っていないし、そこまで詳しい記憶は残ってないので
(残っていたら怖いですが)出来ないのですが、オリジナル本を持って
らっしゃる方が愛蔵版を購入したら、どこの台詞が変わっているのか
探して見るのも乙かもしれません。(いや、それは単なるオタク
なのかも)
あと、各巻の巻末に有名なバレエシーンのイラストが載っていて、
例えば「眠れる森の美女」の美女を王子がキスをして目覚めさせる
イラストがレオンと真澄で描かれていて(しかもカラー、多分)、切り
とって額に入れて飾りたい衝動に駆られました。バレエをされていた
方だったらどのイラストがどのシーンなのかよく分かって楽しいでしょう
ね。
巻末のエピソードですが、短いんですよ!5ページ前後。でも、話の
内容が本編と密接に関係する話なので、SWANファンにはたまらない、
と思います。どんな話かというと、、、、ネタバレなので、知りたく
ない人はここで読むのをやめて下さいね!
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京極さんと草壁さんの結婚式の話、レオンとエドとルシイが最初に
出会った時の話、真澄がレオンのアパートを初めて訪れた時の話、
レオンが真澄を追いかけて日本に行った時の話などなどなど。
有吉先生も、上手に話を付け加えてくれていました。
みんなで、ぜひ愛蔵版を手にいれて有吉先生の今後のご活躍を応援
しましょう!ちなみに愛蔵版のサイズ、大きいです。漫画本の2、3
周り大きめです。なので重いです。でもその分、重厚感がありますね。
なんだか長々と書いてしまいましたが、私にとってSWANは、疲れた
日常(現実)からふと解放して、どこか違う世界に連れて行ってくれる
存在なのかもしれません。今日も一日走り回り(そういえば昼食を
食べ忘れていました)疲れ切っていたので、こちらのSWANの投稿で
現実逃避させていただきました。愛蔵版の10巻、11巻、12巻
が特にお気に入りなので、こちらをパラパラとめくりながら就寝します。
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