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▼柴犬さん:
>だからと言って必ず罰せられるかというとそうでもなく、
>そのときと状況に依存するところが大きいのが難しいところなんですが。。
その通りですね。もちろん言論の自由だってケースバイケースで法廷で戦ってきた歴史があります。ただヘイトスピーチに関しては、法廷で戦った過去のケースでも結論として言論の自由で認められているわけです。もちろん今後その解釈が変わることはないとは言い切れないですが。
>私個人の意見では、
>マイノリティーなどの弱者的経験をしている(辛い経験をした)人ほど、他者に寛容になれるのではないかと思います。
>人間、飛ぶ鳥の勢いのものには、弱者の立場などわからない。
>
>白人は、4−50年後にはマイノリティーになっているかもしれないけど、
>これまでずっとマジョリティーとしてこの国に君臨してきて、自分たちのsuperiorityを潜在的に信じているところが大きのではないでしょうか。
柴犬さんの言いたいことは分かります。でも「弱者経験をしている」からって人種差別者にはならないとも限らないです。辛い経験をしたからこそ心が荒んでしまうこともあるし、世間知らずだからこそ相手に寛容になれるということもありますよね。だからこのトピ主さんの「どうしてマイノリティーはヘイトスピーチをしない?」というテーマの下で、あなたが「弱者経験をした人ほど他者に寛容になれるのではないか」という発言は不適切だと思いますよ。ただの感情論にすぎないです。
「白人」とひとくくりにするのもまた問題です。アイルランド人は歴史的にも酷い差別を受けてきたグループですし、ユダヤ人のことはみなさんも知ってますよね。白人でも貧困層や労働クラスはもちろんたくさんいるし、セックスオリエンテーションやディスアビリティなどで差別を受けてきた人だってたくさんいます。それを一絡げに「この国に君臨してきて」などとレッテル貼りするのは差別発言そのものだと思います。
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