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台北より台南やその南の方が気に入りました。ビーチもある国立公園の懇丁公演は常夏です(地元の人はカンティェンと発音していた)。私が行った12月でも泳げましたし、台北から台南まで日本と同じ車両の新幹線で1時間半。そこから車かバスで行きます。12月でもサンダルとショートパンツという格好。バナナやトロピカルな果物の畑が続いていたり、沖縄とすこし似ています。
台南の街は古く、大戦前の日本の百貨店をリバイバルさせて、1930年台のモダン、という感じでウーロン茶なども高級な物を置いてあります。文学博物館、オランダ植民地時代の砦、ポルトガル植民地時代の建物などが入り混じり、しかし台湾人の古い習慣や食べ物が残っています。ここの夜市もよかったですよ。
しかし、台湾人の日本に対する感情は複雑で、外省人と呼ばれる戦後中国から来て、政府を牛耳った戦後の世代は日本人は大嫌いですよ。これらの人々は中国との行き来が激しく親戚は本土に居る人々が多くいます。台湾人でも、戦争のことになると、かならず日本の植民地だったけど日本では習ってないのでしょ?と聞きます。台湾は日本だけ優しいのではなく、どこにも優しいのだと思います。あと、好みですが、豚の血のスープとか、激辛の食べ物は食べられませんでした。マンゴーと小籠包は絶品でした。
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