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う〜ん、兄弟4人とも医学が好きなんでしょうかね?偏差値が一番高いから、親が行けというから、ということで行ったのでは?これから、「自分のやりたいことはこれだったのだ!」って気付いたら、ちょっと可哀想。
アラ還の私の世代、勉強ができればみんな医学部、というノリの世代です。なので、高校(進学校)の同級生で医学部に行った人の多いこと。卒業生名簿をみていると、医者が30人位います。学年で一番だった人(お父さんがすごい教育パパ)は一浪して理IIIに行ったのですが、進振で駒場に行くときは別の学部に行って、今ではその分野の大学教授大御所です。進振であの学部に行くのなら、理IIIじゃなくって別の課程で現役楽勝だったのに、と思います。なので、彼より高校時代は成績が悪かった人が、文IIや東工大へ行って、ストレートにその大学院へ行った人の方が効率よくキャリアを築いている感じがします。
私の行った大学にも、地方国立大学の医学部に合格、2〜3年やったけど、自分のやりたいことはこれじゃない、ということで、トランスファー生として入学して来た人数人知っています。み〜んな、「親が医学部行け、っていうし、自分の偏差値的にも医学部だったので医学部行ったけど、勉強に興味なかった」って言ってました。医者、特に臨床の場合だとPeople skillが重要なので、「こんなことするために勉強してきたのか?」って医者になってからなる人多いみたいですよね。(私の兄弟にも医者がいるので話を聞きます)そして、私の行った大学から、学士入学して医学部に再入学した人もかなりの数いるらしい、というのを同窓会会報で見ました。
18歳で進路を決めるんじゃなくって、アメリカみたいに、4年卒業後にメディカルスクールにいくか、せめて2年でも「研究とはなにか、学問とはなにか」に触れてから進路を決めてもいいと思うんですけどね。それはリベラルアーツ教育を受けた者のバイアスでしょうかね。
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