|
アメリカだと今は「comfort dogs」というカテゴリーがあって、新しいのでまだ法律や規則が整備されておらず問題になっています。
まだcomfort dogsに対する法整備がないので今のところはサービスドッグと同じ扱いを受けているのですけど訓練を受けているサービスドッグと違ってcomfort dogsは単なるペットもいますから暴れたり騒いだりして問題になるケースが後を絶ちません。
しかもcomfort dogsは認定も曖昧で今のところは個人が適当にペットをcomfort dogに出てきてしまいますから。
私の友人のレストランにも最近何人か犬を連れてくる客がいるのですけど、サービスドッグが通常何らかの表示があるのにくらべて(動物禁止の場所ではベストを着用するなど誰もがサービスドッグだと分かるようにしている)comfort dogsは全く何も無く本当にペット用のリードにつけられているのみです。
そして躾はされているけど訓練はされていないので明らかに行動がサービスドッグとは違います。
でも他のお客さんが不審に思って言いにくるのでマネージャーが確認しに行くと「サービスドッグだから」とか言っちゃうのです。
私の知り会いは老人用アパートメントを経営していますけど彼女のペットであるリトリバーをセラピードッグとしています。躾はしてあるし性格的にも従順でおとなしいですけど訓練されているサービスドッグでは全くありません。でもホテルとかレストランとかどこでも連れて行って「サービスドッグだから」って入っちゃってます。
ただ先日機内でパニックをおこしたcomfort dogが隣の乗客を噛むという事件があり(サービスドッグと同じ扱いなのでキャリーに入れていなかった)これから法の整備は進みそうです。
明らかに訓練を受けて制服もあるサービスドッグとは違うという犬が動物禁止エリアにいたらそれはcomfort dogsというものです。
|
|
|