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アメリカで暮らしてある程度経ってるのですが、ファンドレイザーの文化だけがどうしても理解できません。
今回は5年生になる子供の学校から、バンケット、卒業記念Tシャツ、卒業記念遠足などのためにファンドレイジングのお願いがきました。
皆さんもよく見るでしょう、あのWorld finest chocolateというチョコレート・バーを2ドルで売ってくださいというものです。
周囲にものを買ってくださいとお願いするのは気が引けるし、あのチョコレートが欲しい人っていないと思います。
それでもアメリカ人は奉仕の精神があるし、慣れたもので、お子さんのためになるならと買ってくれる人もいると思いますが・・・。
お金を寄付してください、とお願いしてもらうだけより、対価になるものを渡したほうが親切ということでものを売るのでしょうか。
なぜそれが既製品のチョコレート?。だいたいが欲しくもないようなガラクタが売られますよね。
この暑いのにチョコレートを学校から持って帰って来たら溶けちゃいます・・・。
生徒の学校行事のためにお金が必要ならば、なぜ一人30ドルとか定めて集金したりしないんでしょう。
持ってこられない生徒がいるから?
ファンドレイジングすれば30ドルよりお金が集まる可能性があるから?
そしてファンドレイザーが行われるのはまあなんとか理解できるにしても、その売り上げに対してご褒美が出るのが全くもって理解できません。
30本売った人はピザパーティに、60本売った人はフードトラックで来るコナ・アイスが食べられる、そして・・・・100本売った人はマネーマシーンに入れる!!というものです。
どうしてお金が必要だから集めることに、お金使ったご褒美を用意するの?
ピザとアイス、もしかしたらお店がスポンサーになってくれてるのかもしれませんが、小さいファンドレイザーのときは学校が買って用意してるときもありました。
そして・・・・・マネーマシーン・・・・。
今年から学校に現れたのですが、よくテレビや遊技場などで見る、一ドル札がつかみ取りできる箱です・・・・。
日本だったら、ご褒美にお金のつかみ取りを学校がさせるなんて、保護者が黙っちゃいないですよね。
うちは夫婦で外国人なんでまったく理解できないんですけど、
アメリカ人はこんな風にファンドレイジングで物を売る事、その結果にご褒美が出ること、そしてそのご褒美が現金であること、にまったく疑問を感じないのでしょうか?
学校にマネーマシーンって何だよ!?って話が出なかったのか、不思議で不思議でたまりません。
皆さんの配偶者のかた等は何とおっしゃってますか?
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