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私の毒親の父は要介護になってから人間変わりました。結局、溺愛した息子にはネグレクトされ面倒を見たのは私だったからです。4歳〜小学校まで体罰、言葉の暴力と本当に大嫌いな父でしたが、要介護になってから随分と大人しくなり、亡くなるまでの11年間で当時の苦しみから解放され、亡くなってからは、良いことばかり思い出すようになりました。
息子は(親子揃って毒親にあう)毒親の父が亡くなった時、なんとも思わなかったそうです。でも、だんだんと悲しみが滲んできたと言っていました。離婚したのに、息子を長期休みに元夫のところへ行かせた(親には子供に会う権利がある)のが最大の過ちでした。そこで言葉の暴力を元夫と義母に浴びせられていたことを5年間全く知りませんでした。息子に対して義母から「死んでくれたら良いのに」と言われたのを知りながら庇ってもくれなかったようです。それに気づかなかった自分に後悔しています。息子は息子で母子家庭で一心不乱に働く私に迷惑をかけてはいけないと17歳になるまで5年間ずっと黙っていたようです。
私の父も元夫(息子の父親)も似たような性格で(元夫の方がもっとかも)自己愛性人格障害だったと思われます。私の父は母親を幼くして無くし、愛情不足。そして元夫は金持ちの5人兄弟の末っ子でとにかく溺愛されて育ちました。
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