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何度も済みません。先ほど言い忘れましたがShort SaleやForeclosure物件は結構要注意ですよ。数年前Short sale やREO物件を買おうと思った時期があって色いろ調べていたのですが、プロパティタックスが滞納されていたり家の1階に付属している車庫がベッドルームに改装されていて、それを直さない限りはローンが降りないとか、市を絡んだViolationsが数え切れないほどあってそれをクリアにしないといくら現金でも買い手にタイトルが渡らないとか、とにかく面倒な印象しかなかったです。
面倒なだけなら良いのですが、通常は契約前に行われる家の査定やインスペクションもさせられない、などのリスキーな物件が多く、それどころか契約するまで中を見せてもらえない物件もありました。あとは契約時にたいてい価格の1割を払うのですが、その後なにかあってキャンセルしたくても契約金は返せない、というような物も多かったです。(通常の物件であれば、契約後、家に問題が発覚したりなどであればキャンセルして返金があるので数100ドルくらいの損害で済みますが)
また、テナントが居座っていて購入後にもし追い出したい場合は1家族に付き(2世帯住宅なのでX2)1万ドルを支払うというのも仮契約にあったりして、ただ1万ドル払ったからって絶対出て行くとは限らないし、もしテナントに赤ちゃんが生まれたりして出て行かない場合に退室させるためにコートへ行ったら絶対にオーナーの方が負けてテナントは居座れるような法律があったりで(赤ちゃんのいるファミリーは追い出せないなど、NYCの住宅の法律はオーナーには厳しくテナントに緩いようです)これはいくら通常より安くてもギャンブルだ、と思いました。
Short saleやREOは現金払いが基本なのでローンが降りないとかそういう心配はないにしても、その後の保障が何もない物件が多いので同じエリアの物件の定価より2割安いくらいでは全然お得感はないと思います。半額引きとかならまあ考える価値もありますがそんな物件はまずないし、あとは銀行もボランティアではやってないどころか銀行にとって儲けになることしかやらないと思うので多少安い物件でも曰くつきだったり結局恐ろしく高く付いたり、改装を始めるまでにViolationのクリアで市に申請して何年もかかったり、など問題が多いかもしれません。(知人でこの何年も待って最近ようやく改装が始められた、という人がいます)
今は高騰しすぎでもあと数年してもしNYCの不動産価格が下がってきたらそのときにまだリタイアしないにしても市内にコンドを買って置くのも手かもしれないですね。リタイアした後はそこに住んでもいいし、別の州へいくなら貸してもいいし、マンハッタンや市内のある程度の場所なら今後も暴落する可能性はゼロに近いしテナントは引く手あまただし、家賃収入で固定資産税とコンドFeeくらいカバーできてしまうかもしれません。
▼ペーパードライバーさん:
>同意さん、貴重な情報をありがとうございます。確かにマンハッタンまで一時間弱でいけそうな割には安いなと思ってましたが、治安が悪い可能性大ですね。引退後もマンハッタン(または近郊)というのは私の希望で、主人は暖かいところ(フロリダ、ハワイ、サンディエゴ、一時アリゾナ案もあり)がいいななどと言っておりまだ漠然としか考えてないのですが、時期がきたら犯罪率、人種構成などもしっかりリサーチしていきたいと思います。
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