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この件が起こるまでは全然神経質ではなかったんです。
この菌のやっかいな所は、室内ではホコリなどを養分として生きられること、この菌を家の中からゼロにするのはとても難しいし根気と忍耐力がいると獣医でも言われましたし、この菌のことを英語でringwormと言いますが、ググると掃除の仕方など出て来ますが本当に徹底的にしないと無くなりません。
徹底的に数週間家中を掃除、出来るものは全て洗濯、拭ける所は全て濃いブリーチで拭き掃除、ACダクトの掃除など徹底した後、床などを拭いたペーパータオルなどを獣医に持って行って培養し菌がゼロになったか確認する事を勧めているサイトもあります。
うちは子どもがまだ小さく女の子なので頭に出来てハゲが出来たら、とか顔に出来て跡が残ったらと思うと本当に嫌な菌です。
薄い茶色い丸いシミが残ることもあります。
接触によって感染するので痒くても掻かないように、掻いたら他を触らないように小さな子にさせるのは難しいです。
うちにはその当時猫が2匹いて両方にうつりました。
4週間に渡る飲み薬が1匹$200でした。
1匹は老猫で薬が合わず、亡くなってしまいました。
数週間毎日床から壁まで掃除し、毎日ベッドのシーツを洗い交換し、そんな中で私の老猫が亡くなったり、あの犬も返したくて返した訳じゃないんです。
あの時はああしか出来なかった。
あの菌は薬を飲み始めてもすぐに感染しなくなるものではないのです。
レスキューに犬を連れて行った時、犬用の薬も持って行きました。
投薬中に隔離して置けるようにその犬用に買ったケージも持って行きました。
それでもリターンしか受け付けてもらえず、その犬はその日にレスキューのサイトにアダプタブルとして再掲載されていました。
このレスキューのアダプションコントラクトには、獣医による健康診断とワクチン、駆虫済み、と記載されていましたが、どれもなされていませんでした。
せめて獣医に診断としてもらって、注意事項など教えてくれればきちんと対応して、こんなことにならなかったのにと思います。
犬が欲しいのは、寂しさを埋めるためではありません。
私に犬を飼う資格がないとか言うのはやめてください。
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